ストレスによってできたクマはすぐに薄くできる?おすすめの方法はコレ!

ストレスが原因でできたクマの原因と消し方

仕事やプライベートで人と出会ったときに、第一印象を大きく左右するものの一つが、目のクマです。

目にクマがあると、疲れてそう、暗そう、なんだかこわい…というようなマイナスイメージにつながってしまうかもしれません。
そのため多くの人が、できればクマのない、いい印象を与えられる状態を保ちたいのではないかと思います。

目のクマができるのは、疲れなどの肉体的なことだけが原因ではありません。

実は、日々のストレスが原因で目のクマができてしまうことがあるのです。

仕事や家事、通勤や人間関係などで強いストレスを感じていませんか?
今、あなたの目元にクマがあるのなら、もしかしたらそれはストレスが原因かもしれません。

この記事では、ストレスが原因でクマができるメカニズムと、ストレスによるクマを防ぐ方法をご紹介します。

ストレスが原因でクマができてしまうメカニズム

先ほども書きました通り、クマの原因はさまざまですが、その一つがストレスです。

なぜストレスでクマができてしまうのでしょうか。
ストレスによってクマができるのは、このような仕組みです。

①ストレスや疲れが溜まっていく
②血管が収縮し、血行が悪くなっていく
③血行が悪くなることで目元に栄養が行き渡らなくなる

目元は毛細血管(=細い血管)が集中している場所なので、血行がいいときは目元の細部に栄養が行き渡り、クマのない明るい目元をキープできます。
しかし、血行が悪くなると必要な栄養が行き渡らなくなり、クマができてしまうのです。

つまり、直接の原因は血行不良です。
血行不良は、言い換えると血液循環の悪化なので、血液の流れを改善することでクマの改善につながります。

それではなぜ、ストレスがたまると血液の循環がこんなにも悪化してしまうのでしょうか。

色々なケースがありますが、その原因の一つに“自立神経の乱れ”があります。
自律神経はストレスと密接に関係しています。

血行不良には交感神経が影響している

私たちの体は、腕や脚などのような意識して動かせる部分と、循環器・消化器・呼吸器などの意識せずに動かしている部分の2つで構成されています。
意識して心臓を早く動かそう!なんて思ってもできませんよね。
その調整をしているのが“自律神経”です。

自律神経は、“無意識に動かしてる部分”の活動を調整するために、24時間働き続けている神経なのです。

休みなく動き続けているこの働き者の自律神経は、以下の2つの神経で構成されています。

・仕事や活動をする時間帯に働く “交感神経”
・就寝時などの休息をする時に働く “副交感神経”

活動的なのが交感神経、落ち着いているのが副交感神経、というイメージです。
わたしたちは、この2つの自律神経のバランスが取れていることで初めて、正常に活動できています。

どちらも休みなく働いている神経ですので、気をつけないと不具合が出てしまうことがあります。
もし、何らかの原因でこの2つの自律神経に乱れが生じてしまうと、体に様々な不具合が現れてきてしまいます。

様々な不具合の中の一つが、ストレスが原因の血行不良ということです。
内臓をコントロールしている神経がうまく動かなくなるので、うまく体の中の血液を循環させられないのですね。

具体的に説明しますと、このような流れです。

①ストレスがかかる
ストレスに対抗するために、脳は活動のための神経の“交感神経”を刺激します。
たくさんのアドレナリンやノルアドレナリンを分泌する命令を出します。
      ↓
②アドレナリンとノルアドレナリンが働く
アドレナリンが血管のα受容体に作用することで、全身の血管を収縮させます。
この収縮はα作用と呼ばれるのですが、非常に高い収縮力なので、止血剤にも用いられています。
同時に、β作用と呼ばれる働きで心臓を活発に動かし、心拍数を上げます。
      ↓
③発汗が活発になり、血液がドロドロになる
心臓が活発に働くことで汗をかきやすくなります。
すると、血中の水分が減っていき、血液がドロドロの状態になってしまいます。
      ↓
④血行が悪くなる
ドロドロの血液なので、流れが悪くなってしまいます。
流れが悪いので、本来運ばれるはずの新しい酸素や栄養素を補給できにくくなってしまいます。

ストレスを受けることで、休んだ方がいいはずの体は逆に活発に動いてしまうのですね。

ストレスによって血行不良になることはお分かり頂けたと思います。
ではなぜそれがクマにつながるのでしょうか。
クマについてもう少し詳しく知っていきましょう。

血行不良が起きるという事は青クマになりやすい

ストレスによってできるクマは、目のまわりの血行が悪くなることが原因であるとご説明しました。

なぜ、血行が悪くなるとクマができてしまうのでしょうか。

そもそも血液が赤く見えるのは、赤血球に含まれるヘモグロビンという色素が赤い色をしているからです。
ただし、常にきれいな赤色というわけではありません。

このヘモグロビンは全身へ酸素を運ぶ仕事をしています。
運ぶための酸素と結合している時は、鮮やかな赤色をしていますが、体の必要な部位に酸素を届けたあとはくすんだ色に変わります。
そして肺で酸素を受け取ると、再び鮮やかな赤色に変わります。

疲労やストレスなどで血液の流れが悪くなると、血液中の酸素が不足していきます。

すると、ヘモグロビンが酸欠状態になりだんだんとくすんだ色に変わっていき、血液もくすんだ色に変わります。
目の周りの皮膚は非常に薄いため、血行不良でくすんだ血液の色が透け、青く見えるようになっていきます。

これが目元の青いクマ、青クマの正体です。

ストレスが原因でクマができるメカニズムが、だんだんと分かってきたのではないでしょうか。
青クマは血行不良でできるものなので、血行不良にならないようにしたいですよね。

それでは、血管収縮をさせてしまう交感神経を鎮める方法をご紹介します。

交感神経を鎮める方法

ここまでの内容でお伝えしたように、自律神経にはアクセルの働きをする交感神経と、ブレーキの働きをする副交感神経があり、これらがバランスよく働くことが重要です。

交感神経を沈めるためにもっとも有効なのが、リラックスすることです。

リラックスすることで、呼吸・脈拍・血圧・発汗・ホルモン分泌などをコントロールしてくれている自律神経に、現在は運動や活動をする状態ではないことを教えてあげるのです。

ただ、リラックスすると言っても、具体的にどうすればいいのかがわからないと、なかなか実践しにくいですよね。
リラックスする方法は、人それぞれです。
読書であったり、ヨガやストレッチであったり、散歩やペットとのお出かけ、音楽観賞、あるいは軽いスポーツがリラックスになるという人もいるのではないでしょうか。
趣味や嗜好によって色々なリラックス方法がありますが、ここからは気軽にできるリラックス方法の例をご紹介します。

ぬるめのお湯で入浴

誰にでもできて、効果的で、大きな費用や労力をかけることもなく毎日できる。
そんなリラックス方法が“入浴”です。

いくつかのポイントをおさえて入浴をすると、簡単にリラックスができ、自律神経を安定した状態に保つことにつなげられます。

疲れを取るためには浴槽に浸かるといい、という話を聞いた経験はありませんか。
休日に温泉に行きたくなる人も多いですよね。これは決して偶然ではありません。

入浴時にお湯に浸かると、交感神経の緊張が自然と緩み、リラックスすることができるのです。
リラックスして緊張がほぐれると、副交感神経が優位になり、身体が脱力して血流が良くなります。

また、副交感神経が優位になると、内臓の働きが活発になるというメリットもあります。
ここで言う内臓の働きとは、胃や腸などの消化器官に限らず、肝臓や腎臓などの代謝も含みます。
代謝が促進されると、疲労からの回復も早めてくれる効果があります。

しかし、浴槽にお湯を張らずに、シャワーだけで入浴を済ませてしまうと逆に交感神経が刺激されてしまいます。

朝、目覚めが悪いときにシャワーを浴びるとスッキリした、という経験はありませんか。
これはシャワーを浴びることで交感神経が刺激され、心拍数が上がったり体が活動モードに切り替わったりするのを利用しているわけです。

シャワーだけで入浴する習慣ができている人は、もしかしたら交感神経を刺激しすぎてしまっているかもしれません。
実は、自律神経失調症、パニック障害、不眠症という人たちは、お風呂はシャワーのみという人が少なくないそうです。

お湯を張るのは少し面倒だったり、忙しくて入浴に時間を使いたくない、と感じるかもしれません。忙しい人ほど、毎日しっかりと入浴することをおすすめします。
休むときはしっかりリラックスしたほうが、効率よく体を休めることができますからね。

さて、リラックスのための入浴をより効果的にするために、気をつけたいことがあります。

ポイント① お湯の温度

すっきりするしよく温まるから熱いお湯が好き!という方、意外と多いようです。
けれどこれは、リラックスを目的にするなら、おすすめできません。

リラックスのための入浴をするなら、お湯の温度は低めにしてください。
入ったときに熱く感じると、熱が刺激となってしまい、交感神経を刺激することに繋がり逆効果です。

低めの温度で入浴すると、お湯の温度が刺激にならず、ゆるやかに体を温めてくれます。
温まると血行がよくなり、体内に蓄積していた老廃物の排出を促すことにも繋がります。

ポイント② 「ながら」入浴に注意

ぬるめの温度での入浴は、温まるのに少し時間がかかります。
温まるまでの時間を持て余してしまうという理由で、暇つぶしとしてテレビを見たり、スマートフォンを触ったりしていることは、実はあまりおすすめできないのです。

テレビやスマートフォンを操作していると、リラックスしたいはずの脳に、視覚情報が流れ込み続けます。
脳はこの間ずっと、情報を処理するために働き続けます。

これではなかなかリラックスできなそうですよね。

何もせずにぼーっと入浴することが、実は一番リラックスにつながります。
何もしないのは逆につらいという人も、交感神経を刺激しないような、ゆったりとした音楽を聞く程度にしておきましょう。

ポイント③ 入浴するタイミング

実はお風呂に入る時間帯も大切です。

一番おすすめなのが、寝る前です。
中でも、お風呂からあがって30分~1時間後くらいに眠りにつけるタイミングがベストです。

このタイミングに入浴すると、寝つきがよく、眠りも深くなるので、睡眠の質が向上します。
人は、眠りにつくときに体温がゆるやかに下がります。
入浴後に体の温度が冷えていくことを、これと合わせることで利用するわけです。

もちろん、休日など時間に余裕がある日は、時間を気にせずゆったりと入浴できますので、寝る前以外の時間の入浴もおすすめです。

ポイント④ ポイントを気にしすぎない

入浴の目的はあくまでもリラックスすることです。
そのためには、無理せず気持ちよく、ゆったりと浸かることが大切です。

そのため、血行がよくなるくらいに温まるまでは待たなければ…と、無理して長湯するのは逆効果です。
気持ちいい程度の入浴ならリラックスにつながりますが、ガマンしてのぼせるくらいの長湯では、ガマンが刺激となり、交感神経を働かせてしまいます。

お湯の温度は何度がいいのか、何分間入浴すべきなのか、など細かいことは気にしないでください。
その代わり、自分が気持ちいいなぁと感じる温度や時間を見つけてみてください。

もちろん、入浴剤を入れたり、好きな香りのアロマオイルを使ったりしてもいいです。
入浴剤が苦手な人は、みかんなど果物の皮を乾燥させてお風呂に入れると、天然素材の香りづけができますよ。

ストレッチやヨガなどの有酸素運動

ストレッチやヨガをはじめとした有酸素運動も、心身ともにリラックスさせてくれます。

ストレッチやヨガが心身をリラックスさせてくれるのは、体の動きだけではなく呼吸方法にも効果があるためです。

呼吸が自律神経を整え、心身ともにリラックスした状態へと導いてくれます。

私たちは日々、常に息を吸ったり吐いたりの呼吸を繰り返ししています。
日常生活で意識して呼吸を整えている人は少ないのではないでしょうか。

ヨガは、無意識に行っていた呼吸を意識的に行います。
体をゆったりと動かしながら呼吸を整えることで、交感神経と副交感神経のバランスを整えることができます。

実は、自律神経を効果的に改善するためのカギは呼吸にあると言われています。

ここまでの内容で、自律神経がコントロールを司っているのは、無意識に動いている部分であることを説明しました。
呼吸は、普段は自律神経がコントロールして無意識に動いていますが、意識的に変えることもできます。

ヨガでは腹式呼吸が重視されているので、自然とゆっくりとしたリズムの呼吸が身につきます。
これを続けることによって、副交感神経が優位になる呼吸ができるようになるのです。

でも、ヨガってなんだか難しそうな気がしていませんか。
本格的なレッスンを受けたり、時間を使ったりしなければならないイメージがあるかもしれません。

本格的なヨガももちろんありますが、とても簡単で、ひとりで始められるものもあります。
おすすめなのが、10分間ヨガと言われる3つのポーズです。

Youtubeで調べると動画を見ることもできます。
初めて取り組む人は動画を見ながらやり方を確認すると、正しい姿勢や呼吸がわかり、より良い効果が得られます。

1.英雄のポーズ
まっすぐに立ち、片足を大きく前に出し、もう片方の足を後ろへ下げます。
息を吐きつつ、前に出した足のひざを曲げて腰を落とします。
ゆっくりと息を吸い、両手を頭の上で合わせましょう。
視線を上に保ちつつ、背筋を伸ばしてゆっくりと反ります。

2.子どものポーズ
正座になって膝を腰幅に開き、両手を膝の横につきます。
(手をだらんとさせた土下座みたいなイメージです。)
息を吐きながら上体を前に倒して前屈し、お腹を腿の上に向けて沈めます。
両腕を前に向けて伸ばし、肩の力を抜いて深呼吸を繰り返します。

3.死者のポーズ
最後は、ただ仰向けになって寝るだけというとっても簡単なポーズです。
仰向けになり、両足を軽くひらきます。
両手は体から少し離れたところに置き、手のひらは天井側へ向けます。
その体勢で全身の力を抜き、あとはゆっくり腹式呼吸を繰り返すだけです。

死者のポーズまでいった人は、そのまま眠ってしまっても大丈夫です。

自然の多い環境で心的リラックスを得る

リラックスに関わる言葉として、セロトニンという言葉を聞いたことはありませんか。
セロトニンとは、精神の安定に関わる脳内伝達物質のことです。

セロトニンは自律神経とも連動していて、セロトニンが不足すると精神は不安定になり、自律神経の働きも乱れると言われています。

具体的に挙げると、セロトニンはこのような働きをしています。

・心のバランスを整えてくれる
・精神を安定させてくれる
・ストレスを緩和させてくれる
・衝動的な感情や行動をセーブしてくれる
・胃腸などの消化器官や排せつを調整してくれる
・眠りの質を良くしてくれる

リラックスと繋がりそうな言葉ばかりですよね。
自律神経を整えるためにはセロトニンを多く分泌させることが効果的です。

セロトニンを分泌させるには、自然の多い環境で朝にお散歩をするのがいいと言われています。
これには3つのポイントがあります。

ポイント① 自然の多い場所

自然が多い環境は、太陽の光を気持ちよく感じさせてくれます。
また、季節を感じることができるので、四季の移り変わりを楽しんだり、景色の余韻にひたりながら日中を過ごすことができます。

ポイント② 朝

朝の光を浴びると、自律神経は副交感神経から交感神経へ切り替わり、すっきりとします。
これは、朝日を浴びることで、体内時計がリセットされるためです。

実は、朝日の効果は医学の分野でも推奨されているのです。
うつ病やパニック障害などの方へのアドバイスでは、朝日を浴びることがセルフケアとして挙げられています。

ポイント③ お散歩

軽い運動は、血行をよくしたり体をリラックスさせたりする効果があります。
ただ、時間を決めて、毎日歩くことを義務にしてしまうと、今度はそれがストレスになってしまいます。
無理のない範囲で行いましょう。

朝に散歩するのが難しいという人はひとまず、朝日を意識して浴びるようにしてみましょう。
目覚めたら部屋のカーテンを開けて朝日を取り入れるだけでも、生活に少しの変化を与えられます。

マッサージなどで血行を促進してリラックスする

ストレスで血行が悪くなると、全身の筋肉がこわばり、首や肩のこりや背中や腰の痛みがあらわれてしまうことがあります。
そういう意味でも、マッサージはリラックスに効果的です。

リラックスに特に効果的なマッサージポイントが、二箇所あります。

①首の後ろ

首の後ろの肩甲骨の内側あたりの筋肉は、自律神経が乱れると凝りやすくなってしまいます。
ここをマッサージすると凝りがほぐれて、リラックス効果を得る事ができます。
そのため、自律神経失調症の人にも効果的だと言われていいます。

②手首

手首から4センチ下の位置の内関と、手首の小指側にある小さな骨の内側の神門が、ポイントです。
手首はいつでもすぐにマッサージできていいですよね。
ここは緊張や不安をやらわげるツボだと言われているので、落ち着きたい時にマッサージすると効果的です。

血行不良が関係するクマは青クマ

かなり長くなってしまいましたが、ストレスによって血行不良になり、青クマができるというメカニズムはご理解いただけたのではないでしょうか。

クマができた人を見るとたいてい寝不足や疲れをイメージしますが、この記事でご紹介したように、ストレスによるクマは寝不足や疲れだけが原因ではありません。

ストレスをなくすことが一番ではありますが、それが難しい場合は自律神経を整えたり、血行をよくすることで青クマを防ぎましょう。

目のクマをできるだけ早く消したいならアイクリームを併用する

これまでご紹介した内容を意識し、ストレスを溜めないように気をつけて生活していても、クマができてしまうことがあるかもしれません。

そんなときにおすすめなのが、血行をよくすること・リラックスすることと合わせて、アイクリームを使った目元のマッサージを行うことです。

アイクリームは血行をよくしてくれる効果があるので、滞ってしまっている目元の血管をほぐし、血行を改善して、効率よくクマを消す手助けをしてくれます。

通勤・仕事・家事など、普段の生活の中はストレスになることがとてもたくさん身近にあります。
そのため、ストレスを溜めないということはあまり現実的ではありません。

ストレスを溜めないようにするよりも、趣味や運動などに夢中になれる時間を作り、笑顔でいられる時間や楽しいと思える時間を増やすという考え方をしてみましょう。
そうすることで、無意識のうちにストレスが少しずつ解消されていきます。

目元にひどいクマを作らないためにも、クマも、自律神経の乱れも、軽度のうちから対応することが大切です。